丁寧な暮らしはつまらない?

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ミニマリストと丁寧な暮らしは通ずる部分があるのではないか、と思う今日この頃です。

取材を受けるようなミニマリストは1に合理的、2に合理的、3,4が無くて、5に合理的って感じなんでしょうけど、生活をちょっとミニマムにぐらいに考えている人の中には、残った物を大切にしようとか、片付けの時間をなくしてゆったり生きようとか、丁寧な暮らしイズムを求めている人もいるのではないかと思います。…というか、私がそうですね。

 

 

 

丁寧な暮らしはつまらない

 

松浦弥太郎さんという元『暮らしの手帖』編集長で、ていねいな暮らしのアイコンみたいな人がいるんですよ。『今日もていねいに』という題名の本(エッセイ)も出されてますしね。

 

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コップを音を立てて置いていませんか?自分をいつくしみましょう、心のこもった食事を食べよう、物を買う時のお金は自分の人生の時間と交換したものだと意識しよう、なとなど。

 

とても清廉潔白な生き方で、お手本のような理想的な生き方です。理想的だとは、思うんだけど…。

 

松浦弥太郎さんのエッセイは何冊も読んでいるのだけど、丁寧に生きる余裕のなかった若かれし頃のエッセイの方がワクワクするんですよね。

渡米先で同棲することになった女の子との話だったり、泊めた友人にお金を盗まれて「見えるところに置いておくのが悪い」と海外ルールを学んだり、ヴィンテージデニムが向こうではレアじゃなくて格安で、大量に仕入れて帰国したら日本の古着屋の人たちに「島を荒らすな」と脅されたり。本のせどりで失敗して大損したり。

 

めっちゃ濃い人生を送ってますね!って言いたくなる人生。

こういう人生に比べると丁寧な暮らしっていうのは、すごく保守的ですよね。ていねいなエッセイを読んで「ためになるけど、つまらないな」という感想を抱いたこともあって、丁寧な暮らしって、良く言えば安定、悪く言えばつまらない、のかもしれないなあと思ったわけです。

 

まあ人生って人様を満足させるためにあるわけじゃないので、自分が満足できるのが1番で、他人がジャッジするものでもないんですけど。

 

私は丁寧な暮らしにも憧れるし、歳を取った時に面白く語れる人生にも憧れます。人生100年と長いので、飽きないように、良い塩梅で、面白おかしく人生を歩んでいきたいものです。

 

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